
アニメや漫画の仕事を知り、体験できるイベント「アニメフクオカ2026」が2026年10月31日(土)と11月1日(日)、福岡市中央区大名二丁目の大名カンファレンスで開かれる[1]。入場は無料で、制作会社によるトークセッションや作画体験のワークショップ、企業説明会などが並ぶ。開催時間は31日が午前10時から午後5時、1日が午前10時から午後2時まで。
アニメフクオカ2026の主な内容
市政だよりや公式サイトによると、主なプログラムは次のとおりだ[1][2]。
- MAPPA×プロジェクトスタジオQのトークセッション(31日午前11時から):『呪術廻戦』などを手がけるMAPPAと、『エヴァンゲリオン』シリーズの制作に携わる福岡市のプロジェクトスタジオQのクリエイターが、アニメ制作の現場や業界の未来を語る
- 作画体験(31日):トリガーとA-1 Picturesによる合同の作画体験
- プロの作画・動画授業体験と作品添削(1日)、LINEスタンプ作り(31日)
- 企業説明会・学校紹介:アニメ・漫画業界への就職を目指す人向け。自分の作品の添削や講評も受けられる
- アニメの世界への没入体験:市内のアニメスタジオなどが作った映像を会場で上映(常時)
小学生から大学生までを対象に、アニメ制作や声優の体験プログラムも用意する。プロが使うマーカーペンで自由に描ける「おえかきコーナー」もある[1]。一部のプログラムは事前申し込み制で、10月1日から受け付けていた。
目的は業界の人材育成と確保
公式サイトは、イベントの目的を、市内のアニメ・マンガ業界の人材育成・確保と、アニメ・マンガを身近に感じてもらい福岡に新たなファンを増やすことだとしている[2]。観客向けの催しだけでなく、企業説明会や作品の添削といった就職につながる内容が多いのはそのためだ。
福岡市にはプロジェクトスタジオQのように大型作品に関わるスタジオがある。東京などで実績のある制作会社と同じ会場に並ぶことで、地元にいながら業界の仕事に就く道筋を若い世代に示す形になっている。
公式マスコットは市民投票で決定
今年は市民の投票で公式マスコットキャラクターを決める企画もあり、投票は10月12日まで受け付けた[1]。イベントの詳細は公式サイトとSNSで発信している。
地方の制作拠点づくり、2日間の手応えが試金石
アニメの仕事は作画や撮影、色彩設計など専門の工程に分かれ、現場を見る機会がなければ志望につながりにくい。31日のトークセッションや作画体験にどれだけの若い参加者が集まり、企業説明会から実際の採用や専門学校への進学に結びつくかが、福岡に制作の担い手を根づかせる取り組みの成果を測る目安になる。
脚注
- 福岡市「アニメ・漫画の仕事を学ぼう!アニメフクオカ2026」(福岡市政だより 令和8年10月1日号) https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/koho/fsdweb/reiwa8_dayori/1001/0404.html
- アニメフクオカ2026 公式サイト https://anime-fukuoka.jp/

