
ゲーム会社のMAGES.(メージス)は2026年10月30日、オカルトサスペンスアドベンチャー『覗怪(しかい)』を2027年2月25日に発売すると発表した[1]。対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5で、同日から予約の受け付けを始めた[2]。「STEINS;GATE」などの「科学アドベンチャーシリーズ」を手がけたスタッフによる完全新作だ。
「今冬発売」から正式な日付へ
MAGES.は10月10日にプロローグの映像を公開した時点では、発売時期を「今冬」、機種をSwitchとPS5とし、価格は未定としていた[3]。今回の発表で、Switch 2版が加わり、発売日と価格が固まった。年をまたいだ2月の発売となる。
科学ADVの制作陣が「怪異」に挑む
科学アドベンチャーシリーズは、科学や論理で世界の謎に迫る作風で知られる。今回の新作では、その対極にある、科学では解き明かせない「怪異」を題材にした[3]。企画・原案は同シリーズのアートディレクターを務めた北原史尋氏、シナリオは『CHAOS;CHILD』などを手がけた安本了氏、音楽は阿保剛氏が担当する[2]。
物語の出発点は、MAGES.が2024年からYouTubeで公開している怪談「赤い屋根の家」だ[2]。オカルト雑誌の編集者を主人公に、警察官や祓い屋などが登場する。深夜になると、プレイヤーが怪異の目線で登場人物の私生活をのぞく特殊なモードに切り替わるのが特徴だという。
『覗怪』の発売日と価格
MAGES.の発表による商品の概要は次のとおり[2]。
- 発売日:2027年2月25日
- 機種:Nintendo Switch 2(キーカードでの販売)、Nintendo Switch(ダウンロード版のみ)、PlayStation 5
- 価格(税込み):通常版6380円、限定版9680円、ダウンロード版6380円、デジタルデラックスエディション9680円
- 年齢区分:CERO「D」(17才以上対象)
限定版には、作中に出てくるオカルト雑誌の装丁をまねたビジュアル設定資料集と、ゲーム内の楽曲や主題歌を収めたサウンドトラックのDVD-ROMが付く[2]。なお、PR TIMESに配信されたリリースの見出しには「2月27日」とあるが、リリース本文と商品概要、MAGES.の公式サイトはいずれも2月25日としている[1][2]。
ネットの怪談から生まれたゲームの試み
先に動画で怪談を公開し、その続きをゲームで描くという手法は、ゲームの発売前から作品の世界に触れてもらう試みといえる。動画を見た人が、そのままゲームの物語に入っていく流れを作れるかが、新規のIPとしての広がりを左右する。
科学アドベンチャーシリーズで実績を持つ制作陣が、作風を大きく変えたオカルト作品でどこまで支持を集められるかは、ノベルゲームを主力とするMAGES.にとって、新しい柱を育てられるかどうかの試金石にもなる。
脚注
- MAGES.「【PR】オカルトサスペンス『覗怪』(しかい)Switch2/Switch/PS5で2027年2月25日発売決定」(2026年10月30日) https://mages.co.jp/topics/game/20261030/post-537
- MAGES.「オカルトサスペンス『覗怪』発売決定」(PR TIMES、2026年10月30日) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000267.000046985.html
- MAGES.「科学アドベンチャーシリーズのスタッフが贈る完全新作“非”科学サスペンス『覗怪(しかい)』プロローグムービー公開」(PR TIMES、2026年10月10日) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000263.000046985.html

