
空港の税関職員になって密輸品を摘発するシミュレーションゲーム『エアポートコントラバンド』(英語名 Airport Contraband)が2026年10月29日(日本時間)、PC向けのSteamで正式に配信を始めた[1]。ポーランドのDRAGO entertainmentが開発し、販売は同社と松竹が担う。価格は2250円(税込み)で、配信開始を記念して11月12日午前1時(日本時間)まで10%引きの2025円で販売している[1][4]。
エアポートコントラバンドの遊び方
舞台は架空の「カルドーラ空港」で、プレイヤーは税関職員として働く[1]。仕事の流れは次のとおりだ。
- 乗客やパイロットの書類を確認し、質問する
- 手荷物を調べ、貨物の重さを量って申告と照らし合わせる
- X線スキャンや化学検査で、隠された禁止品を見つける
- 抵抗する容疑者には、最後の手段としてテーザー銃と手錠を使う
規則どおりに働けば信頼が積み上がり、空港の秩序が保たれる。一方で、密輸を見逃して地元の犯罪組織と手を組み、手早く稼ぐこともできる。ジャンルはローグライクとシミュレーションを組み合わせたもので、1日の勤務で得た報酬や道具の強化は次の職員に引き継がれ、選んだ道によって遊び方が変わっていく[1]。
対応言語と配信の経緯
Steamのストアページによると、対応するOSはWindowsで、日本語を含む12言語の表示に対応する。英語はフル音声にも対応している[1]。ストアでの発売日は米国時間の10月28日と表示されている。
Steamでは本編に先立ち、無料の体験版『Airport Contraband: Prologue』が2026年8月27日から配信されていた[2]。体験版で入口を見せてから本編を出す形をとっている。
松竹のゲーム事業、海外インディーを日本へ
映画や演劇を手がける松竹は、「SHOCHIKU GAMES」の名でゲームの制作・販売に取り組んでいる。公式サイトには、シミュレーションやアドベンチャー、アクションなど十数本のタイトルが並び、『ムーミン』を題材にした作品の11月12日発売も告知している[3]。
今回の『エアポートコントラバンド』も、海外の開発会社の作品を日本語に対応させて届ける形だ。開発会社とは別に、日本の会社が販売に加わって日本向けの窓口を担うことで、日本のプレイヤーが海外の小規模作品に触れる機会が広がる。
「職務か欲か」の選択が評価の分かれ目に
本作は、取り締まる側の仕事を再現するだけでなく、密輸の見逃しで稼ぐ選択肢を前面に出し、ローグライクの繰り返し要素を加えている。11月12日までのセール期間に日本のプレイヤーの評価がどう集まるかが、松竹が今後も同じ種類の作品を扱うかを考える材料にもなるだろう。
脚注
- Steam「エアポートコントラバンド」ストアページ https://store.steampowered.com/app/1167820/
- Steam「Airport Contraband: Prologue」ストアページ https://store.steampowered.com/app/3199880/
- SHOCHIKU GAMES 公式サイト https://game.shochiku.co.jp/
- gamebiz「松竹ゲームズ、税関シミュレーション『エアポートコントラバンド』を本日配信!」(2026年10月29日) https://gamebiz.jp/news/434813

