ディズニーのパスポート、10月10日から最高12400円に

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの1デーパスポートが、10月10日入園分から新しい価格体系になる。大人の最高価格は1万900円から1万2400円に上がる[1][2]。公式サイトの価格カレンダーでは、10日は1万1900円、翌11日には1万2400円の価格が付いている[3]。運営するオリエンタルランドは、7月30日に公表した2027年3月期第1四半期の決算資料で改定を明らかにしていた[1]。

大人は8400〜1万2400円に

1デーパスポートは、入園日によって価格が変わる変動価格制をとっている[3]。大人の価格帯はこれまで7900〜1万900円だったが、10月10日入園分からは8400〜1万2400円になる[2]。最高価格の上げ幅は1500円となる[1]。

10月の価格カレンダーを見ると、平日の多くは1万900円で、10日と18日、25日が1万1900円、11日と17日、24日、31日が1万2400円となっている[3]。10月の週末はハロウィーンのイベント期間にあたり、最も高い価格帯が適用されやすい時期だ。

上げ幅は高い日ほど大きく

今回の改定では、最も安い日の価格は7900円から8400円へ500円の値上げにとどまる一方、最も高い日の価格は1500円上がる[1][2]。混み合う日ほど高くする変動価格制の性格が、一段と強まった形だ。来園者を増やすより、1人あたりの単価を高める方向の改定と読める。

割安な選択肢も用意

一方で公式サイトでは、平日の夕方から入れる「アフター5パスポート」など、入園時間を指定した券も販売している[3]。行く日を選べる人にとっては、価格の安い日や時間を指定した券を組み合わせることで、負担を抑える余地がある。

「夢の国」は誰のものか

混雑を避け、ゆとりを持って楽しめるなら高くても構わないという来園者は少なくないだろう。変動価格制は、混む日の料金を上げて来園を分散させる仕組みでもある。

ただ、大人2人で最も高い日に訪れれば、チケット代だけで2万4800円になり、子ども連れならさらにかさむ。若い世代や子育て世帯にとって、ディズニーが「特別な日にしか行けない場所」になりつつあるとすれば、将来のファン層を細らせることにもなりかねない。単価を上げる戦略と、幅広い人に開かれたパークであり続けることの両立が問われている。

脚注

  1. トラベル Watch「ディズニー、チケット価格上限を1万2400円に値上げ。DPAはパレード3500円/回に 決算資料で正式発表」(2026年7月30日) https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/2129397.html
  2. あとなびマガジン「東京ディズニーリゾート、チケット価格を8,400〜12,400円に値上げ」 https://magazine.atnavi.net/articles/111732
  3. 東京ディズニーリゾート「パークチケット」(公式サイト、2026年10月4日閲覧) https://www.tokyodisneyresort.jp/ticket/index.html
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