
中国のゲーム会社S-GAMEが開発するアクションゲーム『Phantom Blade Zero』が、2026年10月29日に発売される[1]。対応機種はPS5とPCで、PS5、Steam、Epic Games Storeで予約を受け付けている[2]。当初は9月9日の発売予定だったが、6月に50日間の延期を発表していた[3]。
Phantom Blade Zero、発売までの経緯
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2023年 | 初公開 |
| 2024年 | 初めてのオフライン体験会 |
| 2026年6月2日 | 発売日を9月9日から10月29日へ延期すると発表 |
| 2026年8月12日 | 予約受付を開始し、11分のトレーラーとPC版の動作環境を公開 |
| 2026年10月29日 | 発売 |
経緯は公式サイトのお知らせによる[2][3][4]。
延期の50日間で何を直したか
延期を伝えたのは、S-GAMEの最高経営責任者(CEO)で本作のクリエイターでもあるSoulframe氏の公式サイト上の書簡だ[3]。それによると、開発チームは多数のキャラクターモデルを改良し、ゲーム内の多くの環境を作り直した[3]。レイトレーシング(光の反射を計算して描く技術)を使わなくても見た目の迫力をできるだけ保てるよう、調整を重ねたという[3]。
書簡は、50日ですべての問題が解決するわけではないとしたうえで、遊び始めた時の体験に直接関わる重要な改善点を直す時間は確保できたと説明した[3]。発売後のアップデートで対応できる部分もあったが、初日から遊ぶ人に最良の状態で届けたいとして延期を選んだとしている[3]。
PC版は幅広い性能に対応
公式サイトが公開したPC版の動作環境は次のとおり[4]。
- 最低:GeForce GTX 1660(6GB)またはRadeon RX 5500 XT(8GB)、メモリ16GB、SSD必須。1080p・30fps(アップスケーリング有効)[4]
- 推奨:GeForce RTX 3060 Ti(8GB)またはRadeon RX 6700 XT(12GB)、メモリ16GB。1440p・60fps[4]
- レイトレーシング:GeForce RTX 5060(8GB)で1080p・60fps[4]
- パストレーシング:GeForce RTX 5080(16GB)で2160p・60fps[4]
最低環境は数世代前の中級GPUでも動く水準に抑えられており、延期の書簡で示した「レイトレーシングに頼らない見た目づくり」の方針と重なる[3][4]。
カンフーを軸にした剣術アクション
公式サイトは本作を、カンフーと独自の世界観を組み合わせた剣術アクションとして紹介している[1]。8月の予約開始に合わせて公開されたトレーラーでは、物語や登場人物、戦闘の詳細が明かされた[2]。開発チームは2025年にも新たな剣技などを披露しており、公開のたびに内容を更新してきた[3]。
延期の成果が試される初日
発売を遅らせてでも初日の完成度を優先したという説明は、プレイヤーにとって分かりやすい約束になった。逆に言えば、発売直後の不具合や動作の重さが目立てば、延期の理由そのものが問われることになる。
PC版の最低環境を低めに設定したことは、遊べる人の裾野を広げる一方で、低い設定でどこまで見た目を保てるかという課題も抱える。29日の発売後、PS5版とPC版の双方で初週の評価が固まるかどうかが、中国発の大型アクションゲームの存在感を測る材料になる。
脚注
- S-GAME『Phantom Blade Zero』公式サイト https://www.s-game.com/
- S-GAME「『Phantom Blade Zero』予約受付中」(2026年8月12日) https://www.s-game.com/ja-JP/news/pre-orders-now-available/
- S-GAME「クリエイティブディレクターからのお知らせ」(2026年6月2日) https://www.s-game.com/ja-JP/news/creative-director-letter/
- S-GAME「『Phantom Blade Zero』PC版システム要件公開」(2026年8月12日) https://www.s-game.com/ja-JP/news/system-requirements/

